最近の船橋市では家族葬が増えています

亡くなった人に別れを告げる儀式としての葬儀には、いろいろなタイプがあります。これまで伝統的に行われてきた葬儀は、一般葬と呼ばれることがありますが、基本的には仏教式で、読経や焼香があるのがふつうです。参列者についても、家族と親戚に加えて、亡くなった人の友人、知人や、学校で同級生だった人、地域の隣人、職場の同僚や上司、さらには取引先などの縁があった人などまでが含まれます。しかし、最近の葬儀のタイプとしては、これとは反対の、家族葬と呼ばれるものも増えています。船橋市をはじめ、千葉県内でもこの傾向にあるといえ、専門的に執り行うことができる葬儀社、葬祭ホールなども出てきています。葬儀社によっては取り扱っていないこともありますが、船橋市内であれば、それほど心配する必要はありません。

一般葬と比較したときの違いとは

船橋市で執り行われている家族葬ですが、これまでの一般葬と同じ部分と、違う部分の両方があります。それぞれの点を踏まえて比較をしてみると、盛んになってきている意味の理解がしやすいといえます。まずは同じ部分ですが、葬儀にあたって、菩提寺の住職を呼んで読経をしてもらうとともに、参列者は霊前において焼香をするところが挙げられます。このため、参列者としての作法や服装は、基本的に一般葬と共通しています。違う部分ですが、参列してもらうように呼びかける対象が大きいといえます。一般葬では家族、親族、会社、地域などのあらゆる層が対象となるのに対して、家族葬では家族、親族が基本となります。ほかに、亡くなった人とは親しかった友達などを加えることが多く、それ以外の人には挨拶状だけで、参列は辞退してもらうことになります。

葬儀のタイプによるメリットとは

家族葬のような葬儀のタイプを採用した場合、一般葬に比べてさまざまなメリットがあります。特に大きいのは、参列を呼びかける対象が親しい人に限定されていることによる精神的な部分です。一般葬の場合、仕事や地域などの関係で、儀礼的に参列をしているだけの、あまり親しくない人が混じっています。このため、遺族はこうした人たちへの挨拶などで神経をすり減らせるだけで、亡くなった人を静かに悼むこともできません。親しい人だけに参列者を限定すれば、それほど気をつかう必要もなく、心のこもった葬儀とすることが可能です。また、経済的な面でのメリットもあります。参列者を少なくすれば、広い会場は必要なく、祭壇のサイズも小さくなりますので、その分だけ費用は安上がりになります。一般葬の半分以下になるのが普通で、遺族の負担も少なくて済みます。